みなさん、こんにちは EMBAUMER です
2010年以降、徐々にオフィスカジュアル化が進みスーツ離れと言われていますが、今春就職される方々の中にはスーツを新調される方もおられると思います。繊維加工技術の進歩によってウール調のポリエステル素材の開発や、ウール素材の水洗い対応化によって家庭洗濯が出来るスーツ(ウォッシャブルスーツ)を多く見掛けるようになりました。そこで今回は、ウォッシャブルスーツのお洗濯についての豆知識です。
《ウォッシャブルスーツの洗濯表示》
ウォッシャブルスーツの洗濯表示の一例です。
洗濯表示の数字は洗濯水の上限温度です。
《ウォッシャブルスーツの洗い方》
ウォッシャブルスーツは、洗濯表示によって洗濯機で洗える物と洗えない物があります。手洗いマークやウェットクリーニングマークしか付いていないウォッシャブルスーツは、洗濯機が使えないので注意して下さい。そこで、洗濯機を使用せずウォッシャブルスーツをお手軽に洗えるシャワー洗濯をご紹介します。
《ウォッシャブルスーツのシャワー洗濯》
スーツは、汚れていないようでも食べこぼしや飛び跳ね、汗・花粉・黄砂・PM2.5などの汚れがたくさん付いています。これらの汚れは異臭やアレルギーを発生させる要因となり、多くの方々がお困りのことと思います。ウォッシャブルスーツは、これらの汚れをシャワー洗濯によってお手軽に落とすことが出来ます。シャワー洗濯によって異臭を防ぎ、アレルギー物質を洗い流してアレルギーの低減にも繋がります。
《シャワー洗濯の方法》
《1》スプレー容器に中性液体洗剤『LESSIVE』を水で10倍に希釈した洗剤液を準備する。
《2》スプレー容器に柔軟剤『Assouplissant』を水で100倍に希釈した柔軟剤液を準備する。
《3》ウォッシャブルスーツを裏返してハンガーに掛けます。
※上着に使用するハンガーは肩抜けを防ぐため、厚みがあって上着の肩幅とサイズが合ったハンガーを使用して下さい。

《4》温水(30℃前後)シャワーで3分間ほど全体にシャワーします。

《5》ウォッシャブルスーツを表返して、再度ハンガーに掛けます。
《6》洗剤液を全体的にスプレーします。襟・袖や股など汚れの付きやすい箇所は念入りにスプレーします。
《7》温水(30℃前後)シャワーで5分間ほど全体にシャワーし洗剤液と汚れを洗い流します。
《8》柔軟剤液を全体的にムラなく軽くスプレーします。
《9》水滴が滴らなくなるまでそのまま1~2時間程度放置後、風通しの良い日陰に移して陰干しで乾燥させて下さい。

〔注意〕
・シワや型崩れを起こしますので手絞りはしないで下さい。
・縮んだり柔軟剤の効果が無くなりますので、乾燥機は使用しないで下さい。

《10》乾燥後、必要に応じてアイロンを掛けます。
〔注意〕
・アイロンは「中温」でスチームを入れて、必ずあて布をして掛けて下さい。
元の折り目に沿ってプレスアイロンを掛けて下さい。
(あて布をしないとテカリが発生する場合があります)
《11》軽いシワには、シワ伸ばしスプレー『Porter du parfum』をお役立て下さい。
ハンガーに掛けたままスプレーすれば、軽いシワはアイロンを当てずに伸びます。
今回は、ウォッシャブルスーツのシャワー洗濯の紹介でした。定期的なシャワー洗濯で綺麗なスーツを着こなしましょう。次回は、ウォッシャブルスーツの洗濯機を使った洗濯方法を紹介致します。
<作成・編集>
アンボメー株式会社
クリーニング師
繊維製品品質管理士(TES)
芝田 豊治
<記事監修>
アンボメー株式会社
代表取締役 CEO
片岡 友美



