みなさん、こんにちは EMBAUMER です
         
いよいよ冬の到来を感じるようになりました。これからの季節は、首周りを温かくしてくれるマフラーを使用する機会が増えることと思います。そこで今回の豆知識は、これから使うマフラーの正しいケア方法とお洗濯の方法を紹介します。マフラーも日ごろのお手入れがとても大切です。マフラーを正しくケアしてお洒落に使用しましょう。

 

《日頃のマフラーのお手入れ》

「使用後はブラッシング」
マフラーは首回りや口もとに巻き付けて使用するので、繊維どうしの摩擦によって毛羽立ちます。毛羽立ちは毛玉となります。使用後は編地に沿って一方向に優しくブラッシングし毛羽立ちを収めましょう。使用するブラシの毛は柔らかい天然毛が最適です。

「形を整えるスチーム」
アイロン可の表記があるマフラーでも、高温のアイロンを直接あてるとテカリや変色を起こします。シワや歪みや折り目をアイロンで整える場合は、アイロン本体を直接マフラーに当てず、数cmほど浮かせてスチームを掛ける「浮かしアイロン」が最適です。
  
「丸めて収納」
マフラーを畳んで引き出しに入れると、シワや折り目がつきやすくなります。特にカシミヤやウール製品は要注意です。マフラーは、丸めて収納することがポイントです。
 
  

《マフラーのお洗濯》

「洗濯表示の確認」
マフラーの洗濯表示に従って洗濯をして下さい。「家庭での洗濯禁止」マークが付いている場合は、ご自分での洗濯はせずにクリーニングに出しましょう。

  
「洗濯前の準備」

1, 気になる汚れは前処理をする
部分的にマフラーの汚れが目立つ場合は、中性液体洗剤を3倍に薄めた洗剤液を汚れ部分に直接つけて510分ほど置いてから洗いましょう。色落ちが心配な場合は、あらかじめ目立たない部分に洗剤液をつけて色落ちしないかを確認してください。
   
2, マフラーは洗濯ネットに入れる
マフラーは長いので引っかかりや絡まりで引っ張られ伸びてしまいます。必ず洗濯ネットに平らに畳んで入れてから洗います。ネットは目の細かいタイプがおすすめです。
  
「洗濯機を使って洗濯する場合」
3, 手洗いコース・ドライコースを選択する
洗濯機でマフラーを洗う場合は、「手洗いコース」や「ドライコース」などのやさしく洗えるコースを選びます。洗剤は中性タイプの洗剤を使用します。アンボメーは『LESSIVE』」をおすすめします。アルカリ性の洗剤や漂白成分入りの洗剤の使用はお控えください。マフラーは地肌に当たりますので、柔らかく仕上がる柔軟剤を使用しましょう。アンボメーは『Assouplissant』をおすすめします。脱水時間は1分以内にしましょう。
    
「手洗いで洗濯する場合」
4, 中性洗剤で洗濯液を作る
洗面器や桶に適量の30℃以下のぬるま湯を入れ、使用規定量の中性洗剤をよく溶かした洗濯液を作ります。アンボメーは『LESSIVE』をおすすめします。アルカリ性の洗剤や漂白成分入りの洗剤の使用はお控えください。洗濯液は高温すぎると縮みや型崩れを起こすリスクが高まります。必ず30℃以下のぬるま湯を使用しましょう。洗濯液の量はマフラー全体がゆったり浸かる程度で十分です。
 
5, つけ置き洗いと押し洗い
洗濯ネットに入れたマフラーをゆっくりと沈めて、510分程度つけ置き洗いを行ないます。つけ置き終了後、手のひらでやさしく押し洗いを5〜6回程度します。長時間のつけ置きや、強く揉んだり絞ったりすると型崩れや毛羽立ちなどの原因になるのでお避けください。汚れが多く気になる場合は洗濯液を作り直して再度押し洗いを繰り返してください。
  
6, しっかりとすすぐ
押し洗いが終わったら、洗面器や桶の水を新しく替えて、洗濯ネットに入れたマフラーを沈めて手でやさしく押しながらすすぎます。水が白く濁らなくなるまで数回水を交換し、洗剤成分を完全に取り除きます。マフラーは地肌に当たりますので、柔らかく仕上がる柔軟剤を使用しましょう。アンボメーは『Assouplissant』をおすすめします。揉みすすぎや強く絞ることはせずに、やさしく押して水分を押し出す程度にとどめます。
 
7, すぐに取り出して干す
洗濯を終えたマフラーは、平干しで乾燥させます。ハンガーに干すと含んだ水分の重みで伸びや型崩れを招くおそれがあります。形を整えながらタオルなどで軽く押さえ水分を吸収させ乾燥しやすい状態にしましょう。平干し用ネットがない場合は、乾いたバスタオルの上に広げて自然乾燥させてください。直射日光や高温になる場所は避け、風通しの良い場所で乾燥するのが最適です。
 
8, 乾燥機は使用しない
乾燥機は基本的に使用しないでください。デリケートな素材のマフラーは、乾燥機にかけることで一気に縮んだり風合いや手触りが硬くなる恐れがあります。熱や摩擦によって劣化したり、静電気を起こしやすくなります。また、ご使用の柔軟剤の本来の柔軟性や香りの効果を低下させてしまいます。マフラーの寿命を縮めてしまう要因になりますので自然乾燥を選びましょう。
 
今回は、マフラーの素材とケアとお洗濯についての豆知識でした。これからの季節にマフラーは必需品です。お気に入りを長く使用出来るように日々のケアに努めましょう。